脅威と希望を同じ画面で見る
気候危機によって起きている被害と、それに応答する社会の取り組みを同じ時間軸で示します。脅威だけが生む無力感にも、解決策だけが生む楽観にも偏らず、「何が起きているか」と「何が変わり始めているか」を一緒に考えるための構成です。
ABOUT THIS PROJECT

『気候変動+2℃』(責任編集:山本良一 編著:Think the Earth 発行:ダイヤモンド社) 私たちは2006年にこの本を世に出しました。当時から気候変動時代の到来に警鐘を鳴らしていた東京大学の山本良一教授(現名誉教授)と共に作ってきたビジュアルエコブックシリーズの3冊目です。国立環境研究所、東京大学、海洋研究開発機構の共同研究による地球温暖化シミュレーションを軸に、1950年から2100年までの年代記として「気候変動の歴史と予測」を描きました。 この本の冒頭に「私たちは今、分かれ道にいる」という一文があります。本を出版してから20年が経ち、残念ながら、今の我々はもう厳しい方の分かれ道の先を歩いています。気象災害が発生するたびに世界で家屋やインフラが壊れ、人命が失われる事態が頻発しています。私たちには為す術がないのでしょうか。本書でも警告と希望を並列に描きました。そのスタイルは変えずに、あらためて世界の現状に目を向け、これからの自分たちの行動を真剣に考える機会が作れないかと考えて、このプロジェクトを開始しました。
Climate Crisis Nowは、今起きている気候の危機(Threats / 脅威)と、その問題を解決しようとする世界中の人々の前向きな取り組み(Hope / 希望)をニュースから集め、世界全体の動きを分かりやすく見渡すためのウェブサイトです。 世界中で気候変動の影響が出ているのに、私たちは普段、自分に直接関係のないニュースにはなかなか目を向けられないものです。一方「地球が危ない!」という不安ばかりだと、問題が難しく感じられて、考えるのが嫌になってしまいます。だから、未来に希望を持てるようになることも同じくらい大切です。制作者は常日頃から、そのどちらも両立し、日々更新されるサイトがあったらいいなと思っていました。そこで今回AIの力を借りて試作サイトをつくってみることにしました。2026年8月31日に開発をスタートし、現在はテスト版として公開しています。以下にAIと相談しながらつくった「サイトのルールや方針」をまとめました。(Think the Earth 上田壮一)
気候危機によって起きている被害と、それに応答する社会の取り組みを同じ時間軸で示します。脅威だけが生む無力感にも、解決策だけが生む楽観にも偏らず、「何が起きているか」と「何が変わり始めているか」を一緒に考えるための構成です。
洪水、熱波、山火事、干ばつなどは、通常は別々の記事として流れていきます。世界地図と日本地図に置くことで、同じ時期に複数の地域で起きている変化と、自分たちの暮らしとのつながりを見渡せるようにします。
RealEarthの雲画像と雲アニメは、ニュースの背景に、その時々の地球の状態を重ねます。雲の動きは個別の災害との因果関係を示すものではありませんが、環境が絶えず変化していることを感じるための時間的な手がかりになります。
すべてを網羅するのではなく、新しさ、信頼性、気候との関連、被害や取り組みの具体性を基準に記事を選びます。記事数を増やすことよりも、一定の編集方針で読む負担を減らし、重要な出来事を見失わないことを重視します。
海外の重要な記事を、日本の読者が入りやすい日本語のタイトルと短い要約で紹介します。専門外の人や中高生にも「何が起きたか」「なぜ重要か」が伝わる表現を目指し、さらに確かめたい人は媒体名とリンクですぐに原文に進めるようにしています。
今日のニュースから問いを立て、地域による影響の違いを比べ、脅威と対策の関係を考えるために利用できます。気候変動を知るだけでなく、情報源や日付、地図表現の限界を確認しながら、ニュースを批判的に読む学びにもつながります。
AIはニュースの探索、翻訳、要約、分類、地名抽出を支援し、管理者が公開や地図表示を最終判断します。このサイトはAIの利用を隠さず、検索条件や採用基準、費用、誤判定と修正の過程の一部を開発メモに記しています。完成した情報だけでなく、AIと人がどのように編集判断を分担したかも成果として残し、AIで作成したサイトの透明性を高めます。開発メモを読む →
このサイトは、閲覧者へ単一の行動や結論を示すものではありません。閲覧者の暮らしと同時代に起きている気候危機の現実と、そこに向き合う人々の動きを地球の上で示し、自分との関係や社会における選択を考えるための入口になることを目指しています。共に考えたい問いは、What is the move NOW?(今やるべきことは何?) です。
IMPORTANT INFORMATION
掲載内容は取得時点の報道・公開情報をAIで整理したもので、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。自然災害と地球温暖化の関係は長期的な観測や研究によって明らかになるものであり、記事に取り上げたことが、当該事象と温暖化との因果関係を保証するものではありません。
本サイトは公的な緊急速報・警報・避難情報サービスではなく、避難や安全確保の判断には使用できません。災害時は気象庁、自治体など公的機関の最新情報を確認してください。地図上の点は記事中の地名と座標から示した概略位置であり、実際の発生地点、被害範囲、警戒区域を正確に示すものではありません。衛星画像と地図情報は観測・可視化を目的としたもので、公式な予報・警報・測量データではありません。
各記事の著作権は配信元その他の権利者に帰属します。本サイトは記事を独自に要約し、媒体名と原文へのリンクを掲載しています。AIによる誤訳、誤認、情報の欠落や、リンク先の変更・終了が生じる場合があります。権利上の問題や訂正・削除のご要望は、Think the Earthお問い合わせ窓口へお知らせください。また当ウェブサイトのいかなる部分も、無断での転載は禁止します。 衛星画像: Source: SSEC RealEarth, UW-Madison / Global Infrared。 地図データ: Natural Earthほか。
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